私は、「環大スタディ」に参加したことで、自分が思い描く理想の教員像に近づけたと思います。環スタには、学習の場を求めてやってきて、自分でどんどんと問題を解いていく生徒、大学受験に向けて予備校に通う傍ら、難問を解くアドバイスをもらいに来る生徒がいる一方で、勉強が苦手で学校の宿題もあまりできていない状況でも、ここには笑顔で毎週参加する生徒、さらには、登校はしているものの友だち関係がうまくいかず教室に入れないで過ごしている生徒と、様々な子どもたちが通っています。このように多様な生徒たちに学習支援を行うことで、学習指導力はもちろんのこと、生徒と信頼関係を築く力の向上など、教える立場である自分の学びにもなりました。私の理想の教員像は「確かな学習指導力を持ち、生徒と信頼関係を築ける教員」なので、夢に近づく第一歩になりました。現在はやりがいもあり、生徒と触れ合う時間もあり、楽しく取り組んでいます。
(環境学部2013年度生 菅木 啓介)