カンスタでは、近隣地域の中高生が学生スタッフとともに勉強しています。中高生と接する機会が少ない大学生活で、カンスタはたいへん貴重な場となっています。来てくれる生徒には、得意教科を伸ばしたい、苦手教科を克服したい、宿題で分からないところを教えてほしい、友達に会いたい、一緒に勉強したいなど、それぞれの思いがあります。カンスタに来る理由は十人十色なのです。私は、その日にすることの目標を生徒自身に決めてもらい、その目標を達成するために全力で支援しています。一緒に勉強する中で、以前できなかったが今回できるようになったこと、目標を達成できたことなど、生徒の「伸び」を具体的に褒めることを大切にしています。そうすることで、「やった」「やってみよう」と生徒の姿勢が変化していくことを実感してきました。このことは、私のめざす教員像につながる部分があります。これからも、それぞれの生徒の学習を支え、成長を一緒に喜びたいと思います。
(環境学部2014年度生 小林 将也)