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【環大スタディ】環スタレポートvol.3

学生スタッフからのメッセージ

カンスタでは、近隣地域の中高生が学生スタッフとともに勉強しています。中高生と接する機会が少ない大学生活で、カンスタはたいへん貴重な場となっています。来てくれる生徒には、得意教科を伸ばしたい、苦手教科を克服したい、宿題で分からないところを教えてほしい、友達に会いたい、一緒に勉強したいなど、それぞれの思いがあります。カンスタに来る理由は十人十色なのです。私は、その日にすることの目標を生徒自身に決めてもらい、その目標を達成するために全力で支援しています。一緒に勉強する中で、以前できなかったが今回できるようになったこと、目標を達成できたことなど、生徒の「伸び」を具体的に褒めることを大切にしています。そうすることで、「やった」「やってみよう」と生徒の姿勢が変化していくことを実感してきました。このことは、私のめざす教員像につながる部分があります。これからも、それぞれの生徒の学習を支え、成長を一緒に喜びたいと思います。

(環境学部2014年度生 小林 将也)

私にとってカンスタは、多くの子どもたちとの出会いの場を与えてくれる、素晴らしい学習支援教室です。一人ひとり違った個性を持つ子どもたちとの出会いに、毎回多くの発見があります。初対面の時には、固い表情を見せる子どもたちとも、回を重ねていくごとに徐々に打ち解けていくことができます。数学や理科、英語などさまざまな教科を教えていますが、子どもたちは皆真剣な表情で学習に取り組んでいます。分からない部分があれば積極的に質問もしてくるようになりました。そして、分からない部分が分かるようになった時の達成感に満ちた子どもたちの表情を見た時は、私自身も達成感で満たされ、説明が伝わっているのだなと感じます。一方、子どもたちが理解できていないような表情をした時には、もっと分かりやすい説明ができないか、違う説明ができるのではないか、と考えるようにもなりました。子どもたちのペースに合わせた教え方を、カンスタを通してこれからも意識し、身につけていきたいと思っています。

(環境学部2014年度生 宮田 智紀)

カンスタでは、普段の大学生活では触れ合うことの少ない中高生と、多く関わることができ、将来の夢である教員になる上での貴重な経験ができていると思います。この場には、試験勉強のために来る生徒や苦手教科を克服するために来る生徒など様々な生徒がいます。私は、どの生徒も笑顔になってもらうことをいつも心がけてきました。私は、生徒ひとりひとりに合った支援を行うことで、「わかった」という経験を積み上げていき、最終的には「楽しい!」「できた!」と言って笑顔で帰っていく生徒の姿をカンスタで何度も見てきました。その笑顔は、とても輝いており、見ている私も嬉しく感じるものでした。これからも、カンスタに参加して、やって来る生徒を笑顔にすることができるように、指導方法や生徒との関わり方をさらに工夫し、頑張りたいと思います。そして、生徒にとって「カンスタ」が少しでも自分の成長に役立ち、楽しい場所になればいいなあと思っています。

(環境学部2014年度生 三好 正隆)