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【環大スタディ】環スタレポートvol.5

学生スタッフからのメッセージ

カンスタは、生徒の宿題や課題で分からないところを学生が教えるだけではありません。生徒と一緒に辞典を引きながら英単語を調べたり、生徒が今日一日のことを話してくれてそれを聞いたりすることもあります。このように、塾や家庭教師のように勉強を教えるだけではなく、生徒のペースに合わせて休憩をはさみながら宿題をしたり、テスト勉強を集中的にしたりすることができる素晴らしい場所だと思います。生徒に勉強を教える際、その子にとってどのような支援が一番いいのか、私は毎回試行錯誤しています。生徒によっては、ほとんど説明しなくても自分でスラスラ解く子もいれば、なかなか集中できず手が進まない子もおり、本当に様々な子がいます。私が一番心掛けていることは、その子がどこで困っているのかしっかり聞くことです。はじめは互いに緊張してしまいましたが、すぐに打ち解け生徒から質問してくれるようになりました。スタッフとして生徒と関われる時間は残り少ないですが、これからも生徒と一緒に成長していきたいです。

(環境学部2014年度生 酒匂 恵美)

 

カンスタでは、大学生活ではほとんど接する機会のない中高生と多く関わることができ、とても貴重な体験ができています。私は去年からカンスタに参加しており、その時から教えていた中学3年生の生徒が、今年は高校生となりました。高校生活は忙しいにも関わらず、今でも時間の都合がつく日は参加してくれています。カンスタでは、主に生徒が「わからない」と持参する問題を教えています。特に、テスト直前に分からなかった問題を生徒が理解し、次の週のカンスタで「テストで良い点が取れた!」と笑顔で言ってくれることが何よりうれしいです。これからも、カンスタに参加し生徒が笑顔になるよう教え方や生徒との関わり方を工夫していきたいと思います。そして、カンスタに参加してくれた生徒全員が「また来たい!」と思えるような場所にしていきたいと思います。

(環境学部2014年度生 中筋 浩睦)

 

カンスタは、教職課程を履修している私にとっては、実際に中高生と関わることのできる貴重な機会でもあり、また、週に1回の楽しみでもあります。様々な子たちがいますが、学校終わりで「疲れた~」と言いながらも、みんなこの場に来るのを楽しみにして来てくれています。本当にみんな可愛い生徒たちばかりです。1週間会わないだけでも、生徒たちの身の回りでは様々な変化が起きていることもあり、生徒にとっての毎日はとても大切なもので、日々成長しているのを実感することができる機会でもあります。これはカンスタにスタッフとして参加していなかったら気付けなかったことです。また、カンスタはスタッフ間で連携をとり、協力しあいながら行っています。生徒のことを真剣に考えているスタッフばかりで、生徒にとってカンスタがよりよい場所になるようにみんなで一生懸命取り組んでいます。これからも、それぞれの生徒たちに合った距離感や学習方法を見つけていくこと、そしてその子たちがわかるまでしっかりと一緒に学習を進めていくことを大切に、カンスタが生徒たちにとってより良い場所になるよう取り組んでいこうと思います。

(環境学部2014年度生 石本 有乃)