本学の学生たちによる子どもたちへの学習支援「環大スタディ」では、これまで多くの学生たちが関わり、卒業後に教員への道へ進んでいきました。2024年度にも多くの学生が参加し、参加した学生からレポートが届きましたので、ご紹介します。
教職課程を履修する中で、自信のスキル向上を目指してカンスタの活動に参加しました。初めは中学生や高校生とどのように会話するのか戸惑い、どうにかできないかと頭を悩ませていました。しかし、このままではいけないと自ら踏み込み接していくことで生徒と会話をする機会が増え、生徒から声をかけてくれることが多くなりました。このように、教える立場の者が場を作るからこそ生徒が質問しやすい、話しやすい雰囲気を生み出していくことができるのだと実感できました。カンスタで学んだことを他の場所でも生かせるように、これからも精進していきたいです。
(3年 細川 真志)
これまでの大学生活で、中高生に勉強を教える機会がなかったので、初めてカンスタに参加するときは、うまく説明できるか、接することができるかとても心配でした。分からない問題を聞いてくれたり、説明を受けて理解してくれた様子を見ることができたりなど、達成感がありました。また、どのように説明したら理解しやすいのか、どこでつまずきやすいのかについて、考えるきっかけにもなりました。カンスタに参加する中で、中高生からさまざまなことを学ぶことができ、大変貴重な機会となりました。ありがとうございました。
(3年 矢野 孝枝)
私は講義以外のイベントにあまり参加してきませんでしたが、何かやってみようと思い参加してみたのがカンスタでした。初めは自信がなく、教えていることが正しいのか不安でしたが、教職課程を履修している仲間と考えながら取り組むと次第に自信が付いてきました。それだけでなく、カンスタのおかげで行動力も付き、いろいろなことに挑戦するきっかけにもなりました。また、カンスタに参加する学生は学習意欲が高く、よく話を聞いてくれるのでお互いに切磋琢磨して成長することができました。カンスタは自身が成長するのに不可欠のイベントです。現在は勉強やアルバイトなどで忙しくあまり参加できていませんが、残りの期間できるだけ参加したいです。
(3年 外園 真都)
カンスタを通じて、これまで関わる機会の無かった中高生の勉強を見るという貴重な経験を積むことができたと思います。困った時に気軽に質問できるというカンスタの雰囲気が、学校や塾とは違った魅力だと感じました。参加する中で、どこで躓いて悩んでいるか一緒に考えたことが思い出として残っています。私一人では教えることのできない時もありましたが、一緒にカンスタに参加した仲間と協力して解決することができました。私が中学生の頃は、塾に行って勉強していたので、地域にこのような場所があることは羨ましいなと参加して思いました。教職課程を履修しこのような経験が積めて良かったです。
(3年 三宅 瑞穂)
カンスタに参加することが自分の成長に繋がったと感じました。カンスタに参加し、中学生・高校生と一緒に勉強することで自分の苦手な分野が明らかになりました。また、中学生・高校生と一緒に考えたり教えたりすることで、カンスタ参加前と比べてコミュニケーション能力や分かりやすい教え方などを身に付けることができました。カンスタに参加している中学生・高校生は、勉強が苦手だと言う生徒も多かったですが、一緒に考えて解けるようになると「分かった」と笑顔で教えてくれるため、学生生活だけでは経験できなかった良い機会だと思っています。
(3年 松本 一綺)
私は、中高生と交流したい・勉強を教えたいという目的で、カンスタに参加しました。最初は勉強を教える立場だからと気を引き締めて、まちなかキャンパスに向かっていました。しかし、カンスタに足を運んでくれる生徒の中には、私たち大学生とお話したい!という人も多かったように思います。おかげで、勉強を教えるという立場だけではなく、生徒と話をすることで交流を深めることができ、とても楽しく良い経験になりました。また、中高生との関わりにプレッシャーを感じにくくなり、よりフラットに関われるようになりました。中高生だけでなく、大学生の私たちも成長する場になったように感じます。
(3年 大橋 こころ)