(研究期間:平成24年4月~平成26年3月)※現在は終了しています
東日本大震災に起因する津波によって発生した大量の漂流ごみは、沿岸地域に漂着して湾岸の閉塞、船舶の航行等への障害をもたらしましたが、その多くは未だ太平洋上を漂流しており、その移動経路次第では海外において新たな二次災害が発生する可能性もあります。これらの問題に対処し海外の地域住民に及ぼす被害を最小限に止めるため、漂流ごみの移動経路の調査や漂流ごみによる被害状況とその発生源を調査します。また、漂流ごみ情報の多面的活用策や漂流ごみの移動予測モデルの構築について検討します。 |
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移動経路調査のため、東北沖より発信機を放流 |
研究方法
1. | 漂流ごみの移動経路調査 |
2. | 漂流ごみ情報の多面的活用策の提案 |
3. | 漂流ごみによる被害状況と発生源の調査 |
4. | 漂流ごみの移動予測モデルの構築 |