平成27年12月9日(水)に本学大講義室及び多目的ホールにおいて、平成27年度公立鳥取環境大学特別企画国際シンポジウム「アジアのごみ問題解決に貢献する日本のリサイクル技術-逼迫する処分場の延命への国際協力を考える-」を開催しました(参加者:174名)
サステイナビリティ研究所の岡崎誠所長の開会挨拶の後、シンポジウムが始まりました。
最初の講演は、インド人講師のスニル・クマール博士が急病で来日できなくなったため、本学の田中勝客員教授が「アジアのごみ問題とその解決に必要な日本の技術やノウハウ」と題し、アジアの廃棄物処理の現状について講演を行いました。
次いで、三光株式会社の三輪陽通社長が、「山陰から海外への事業展開に挑戦」と題し、ODA(政府開発援助)を活用したインドにおける廃棄物処理事業の展開について講演されました。また、日立造船株式会社環境事業本部の近藤守部長と、株式会社プランテックGBエンジニアリングの歸山毅社長は、学生向けに海外における廃棄物ビジネスの展開について講演されました。
第1部 (大講義室) |
「アジアのごみ問題とその解決に必要な日本の技術やノウハウ」 |
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公立鳥取環境大学 客員教授 田中 勝 | |
「山陰から海外への事業展開に挑戦~ODAを活用したインドでの廃棄物処理事業~」 | |
三光株式会社 代表取締役 三輪 陽通 氏 | |
「インドにおける廃棄物処理事業への取り組み」 | |
日立造船株式会社環境事業本部 環境技術企画部長 近藤 守 氏 | |
「インドの実情を鑑みた廃棄物ビジネスの展開」 | |
株式会社プランテックGBエンジニアリング 代表取締役 歸山 毅 氏 |
第2部は、本学の田中客員教授、松村教授、金准教授が、本学の取り組んでいる廃棄物研究について、それぞれ報告を行いました。
次いで、近藤部長が事例紹介として「インドにおける廃棄物処理事業への取り組み」と題し、インドにおける廃棄物処理・発電事業の課題と取組について報告されました。
最後に、歸山社長が事例紹介として「インドの実情を鑑みた廃棄物ビジネスの展開」と題し、インドの環境に合った焼却炉の導入について報告されました。
第2部 (多目的ホール) |
「日本からアジアに展開する廃棄物系バイオマス利活用による3R定着に関する研究」 |
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公立鳥取環境大学 客員教授 田中 勝 | |
「鳥取県東部における生ごみの液肥化の促進に関する調査研究」 | |
公立鳥取環境大学 准教授 金 相烈 | |
「家庭用生ごみコンポスト作りの普及に関する取組み」 | |
公立鳥取環境大学 教授 松村 治夫 | |
「インドにおける廃棄物処理事業への取り組み」 | |
日立造船株式会社環境事業本部 環境技術企画部長 近藤 守 氏 | |
「インドの実情を鑑みた廃棄物ビジネスの展開」 | |
株式会社プランテックGBエンジニアリング 代表取締役 歸山 毅 氏 |
その後のパネルディスカッションは、田中客員教授がコーディネーターに、5名の講演者がパネリストとなって、「インドのごみ問題解決に向けて」と題し、討議を行い、有意義な意見交換の場となりました。
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岡崎所長による開会挨拶 | 田中客員教授による講演 | 三光株式会社 三輪氏による講演 |
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日立造船株式会社 近藤氏による講演 |
株式会社プランテック 歸山氏による講演 |
講演者との ディスカッションの様子 |