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TUESレポート

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「サイエンスカフェ鳥取2015(第4回)」を開催しました

11月29日(日)、「サイエンスカフェ鳥取2015(第4回)」をまちなかキャンパスで開催しました。


株式会社アールティ 代表取締役 中川友紀子さんをゲストにお迎えし、「ロボットと人工知能」というテーマで講演していただきました。


はじめに、中川さん自身とロボットとの関わりについて語られ、現在代表を務めている株式会社アールティの説明の後、コンピュータ技術と人工知能について解説されました。


今のペースでコンピュータ技術が発達し続けると、2045年ごろに「ムーアの法則」によりシンギュラリティー(技術的特異点)が生じること、AI(人工知能)やIoT((Internet of Things)による第4次産業革命、ドイツが進めているIndustry4.0とアメリカが進めるIndustrial Internetの違いなどについて説明されました。 また結びとして、このような世界の動きの中で、日本人は先進技術に理解があり、イノベーションが得意な国民なので、多様なロボットが日本に入ってコミュニケーションや生活支援に役立つだろうとの説明がありました。

講演の途中で、参加者がリモコンロボットGR-001を操作して楽しみ、分解・組立まで実演していただく時間もとられ、特に小学生はロボット操作に興味を示していました。

また小学生から「ガンダムを実際に組み立てたらどうなるのか」という質問が出され、「実際に計算をしたことがありますが、重量があるため、立つことができるのは飛行場くらい」と回答されるなど、20名の参加者からの様々な質問に的確に答えられていました。

 

サイエンスカフェ鳥取2015(第4回)」を開催しました  サイエンスカフェ鳥取2015(第4回)」を開催しました
ロボットと人工知能についてのお話し ロボットの操作を体験