平成30年4月16日(月)、鳥取県東部の日本海岸沿いに位置する岩美(いわみ)郡岩美町大谷(おおたに)地区に「岩美むらなかキャンパス」が開所し、同日開所式を行いました。
この「岩美むらなかキャンパス」は、地域活性化を図ることを目的として、平成26年度に本学と「公共交通の活用に関する協定書」を締結するなど協力関係にある日本交通株式会社(鳥取市、大阪市)の澤志郎代表取締役から提案と支援を受けて、同社の創業者で故・澤春蔵氏の生まれた地にある築60余年の古民家を改修・増築したもの。この改修・増築には、本学学生の研究活動等が円滑に進むように様々な配慮が設計からなされ、本学はその古民家を無償で借りて“キャンパス”として使用します。
開所式では、江﨑学長から「豊かな自然と、人と人との温かいつながりが息づいているこの岩美町で、学生が成長する場を与えられたことはとても素晴らしいこと」と挨拶。澤代表取締役と地元地区の方々からいただいた格別な協力と支援への感謝を述べました。
また、地域イノベーション研究センター・吉永センター長による利活用概要の紹介のほか、学生代表からは「このキャンパスを“拠点”としての利用だけではなく、地域との架け橋となるような活用を目指したい」と頼もしい謝辞がなされました。
本学は、この「岩美むらなかキャンパス」をJR鳥取駅前に開設している「まちなかキャンパス」と同様に、地域の方々や自治体・各種団体の方々、本学の学生や教職員が集う拠点として開所して、学習・研究や情報交換などの地域連携を深め、拡げていきます。
記念すべき看板設置
学生代表による謝辞と決意表明
新たな交流・連携を育む拠点へ
岩美むらなかキャンパスの位置図