平成30年12月2日(日)、岩美むらなかキャンパスで初めて公開講座を開催しました。地域イノベーション研究センターの太田太郎特命准教授が「豊かな海洋生物資源を育む大切な沿岸海域」をテーマに講演され、約30人の方が聴講されました。
講師は、むらなかキャンパスの立地地域である岩美町で日頃から活発に研究・教育活動を行っており、最近の活動状況、人や地域との関わりについて、エピソードなどを交えながら講座を進めました。漁業が盛んな当地域の課題に直接関係する身近なテーマであったこともあって、参加者は非常に熱心に聞き入っていました。
講座では、水産資源の定義から、直面している課題、水産行政の意義、対応策と取組状況について順を追って解説し、スズキ、ヒラメ、アユなど多数の実例も紹介しました。
講座終了後は、多数の方に施設を見学していただいたほか、参加していた本学学生や教職員と談笑される参加者もあり、近隣住民の皆さまとの交流の機会にもなりました。
岩美むらなかキャンパスは、本学の教育研究活動の拠点としての利用に加え、今回のような地域の方との交流、他大学の学生や研究者との意見交換の場などとして活用の機会が増えてています。
講座の様子1
講座の様子2