平成30年12月1日(土)、日下部古民家活動隊(学生有志団体)が、八頭町の古民家(木原雄太郎邸:八頭町日下部75)を活用して「里山生物園」を開催しました。
この活動はヤギ部(征矢勇人部長)を中心として、その部員や魚に興味のある学生有志が実施した企画で、コンセプトは「地元の森林を探検することや、里山生物(ヤギや魚)に触れ合うことによって人と自然との関係を考える」です。
参加者は船岡小学校の児童15名とその保護者や地域住民など、総勢約30名です。
最初に、古民家の庭の池でイモリを捕獲し、小林朋道教授からイモリに関する説明を受けました。次に子供たちを古民家の裏山の日下部神社境内に案内し、そこでフクロウのペレット(消化しきれない骨や毛を吐き出したもの)や鳥獣類の糞、昆虫の抜け殻等を観察してその生態を調査しました。
その後、古民家に戻り池に放った里山の小魚を捕獲したりドジョウを観察したり空豆の植え付け体験をしたりして、里山の生物と人間との関わりについて学習しました。
森林探検の後には、おしるこが振舞われ、子供たちは冷えた体を暖めていました。
この活動は、本学地域連携活動推進助成金を活用したものです。
森の中で小林先生の解説風景
庭の池で小魚を捕獲
空豆の植え付け体験
古民家で鳥の糞を観察