文字サイズ

TUESレポート

過去10年分を掲載しています

「サイエンスカフェ鳥取2018」へのご来場ありがとうございました

まちなかキャンパスで「サイエンスカフェ鳥取2018」(第3回)を開催しました。この催しは、本学環境学部環境学科 足利裕人教授がファシリテーターとなり実施しているものです。
※サイエンスカフェ…従来の講演会・シンポジウムとは異なり、科学の第一線の専門家や技術者と一般市民が、喫茶店
などの身近な場所で、お茶やコーヒーを飲みながら、同一の目線で科学について気軽に語り合う場をつくろうというイギリスやフランス発祥の試みで、科学の社会的理解を深める新しいコミュニケーションの手法です。

 

第3回
日時:2019年3月10日(日)16:00~18:00
タイトル:「ソラノオクユキ」
ゲスト:小泉 伸夫氏(獣医師)
参加者:21名
今回のサイエンスカフェは、幼児から一般の方まで幅広い年代層の21名が顔を合わせ、ともに天体ショーを楽しみました。ゲストは各地の科学館等へ様々な天体の3D画像を提供しており、特に月や星景については、多くの人を喜ばせる見せ方についてもいろいろな可能性を探求しています。参加者は立体画像鑑賞用の赤青メガネを装着し、プロジェクターで投影された写真や動画を鑑賞し、立体視の世界観を堪能することができました。鑑賞後、その「立体視」が起こる理由について詳しく解説いただき、左右の目のズレ、「視差」を利用することで誰でも3D画像が作れることを学びました。ゲストは、「天体の中には、地球からの距離の問題や実際の撮影方法などが難しいこともあるが、私たちでも撮影可能なものでその臨場感を楽しむことはできる。」とし、宇宙の魅力の話は尽きませんでした。参加者からの感想では、「自分も月の写真が撮りたい」「月の真ん丸さに感動した」「3D写真の仕組みが理解できた」などの声をいただきました。また、撮影手法や使用している加工ソフトなどにも話は広がり、ゲストとの親睦も深まりました。

 

立体画像鑑賞用「赤青メガネ」立体画像鑑賞用「赤青メガネ」
小泉 伸夫氏小泉 伸夫氏
3D画像の天体ショーを楽しむ参加者3D画像の天体ショーを楽しむ参加者