令和元年11月30日、本学のまちなかキャンパスで「第2回サイエンスカフェ鳥取2019」を開催し、小学生から大人まで25名の方々にご参加いただきました。
今回は「宇宙機の設計 ―小型ソーラーセイル『イカロス』や小惑星探査機『はやぶさ2』をモデルに―」というテーマで、JAXA宇宙航空研究開発機構 宇宙教育センターの清水幸夫氏にご講演いただきました。長年JAXAにて宇宙科学技術開発に携わってこられた清水氏のお話は、ニュースなどで話題となる最新の宇宙開発事情をわかり易く学べる内容で、参加者から大変好評でした。
講演の前半ではJAXAの最新プロジェクト、有名な人工衛星や探索機の比較、デブリと呼ばれる宇宙人工ゴミなどに関するお話、後半は主に「イカロス」や「はやぶさ2」に関する情報やエピソードが紹介され、多方面から知識を深められる内容でした。鳥取の地図上で「リュウグウ」等の小惑星のサイズを比較するなど、内容を身近に捉えやすい工夫が終始盛り込んであり、子どもたちも熱心に聞き入っていました。
次回のサイエンスカフェは12/22に別テーマで実施します。
【当日の写真】講師の清水幸夫氏
JAXA新プロジェクト「オケアノス計画」の紹介
会場の様子