その市民対話集会が7月15日(水)本学において学生を対象として行われました。まず、倉吉市職員の方から同市の現状(人口減少、少子高齢化など)及びまちづくりの取組(子育て支援、移住定住の促進など)を説明いただきました。その後のワークショップでは、大きな模造紙の中心に「10年後、倉吉市が“住み続けたいまち・戻りたいまち”になっているとしたら、どのようなことが行われていますか」というテーマを書き、同市職員の方が務めるファシリテーターの進行のもとに学生の意見を模造紙に記載していきました。意見は「コミュニティ作り」「子育て支援」「交通の利便化」等に関して上げられました。そして、その意見に対して「実現するためには、どのようなことが必要ですか」「あなたにできることは何ですか」とテーマが与えられ、それに対して学生の意見を更に追記していきました。最後に「こういった意見を普段から行政等に上げることによって、その意見が行政等の施策に反映されて自分達の環境をより良く変えて行くことができる」とファシリテーターが締めくくられました。ワークショップ終了後も雑談形式で意見交換は続き、予定時間を30分もオーバーする熱い対話集会となりました。ここで出た意見は、まとめられた上で、総合計画及び総合戦略の素案に反映されることと思われます。
今後も本学では、地域の自治体や企業などと協力しながら教育・研究・地域貢献を推進して行きます。
ワークショップの様子(※)