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TUESレポート

過去10年分を掲載しています

オンライン国際交流イベントを実施しました

コロナウィルスの影響により夏休みを利用した短期留学が中止となった今夏、本学では7月中旬から8月上旬まで3回にわたって、Web会議システムを用いた国際交流イベント「オンラインde国際交流」を行い、延べ51名の本学学生が参加しました。

第1回目はドイツをテーマに、鳥取市国際交流員のアンドレコヴィッツ氏からドイツの自然、街並み、文化などドイツ全般についてスライドを見ながら話しを聞きました。ドイツ人の休暇の過ごし方、伝統民族衣装が近代ではどのようなデザインに変わってきているか、また世界的に流通し、よく知られている商品がドイツのメーカーであることなど様々な側面からドイツを紹介してもらいました。
第2回目は本学と協定締結に向けて準備をしている米国のセントラルクリスチャンカレッジ・カンザスに現在留学中の日本人学生をゲストスピーカーとして招き、昨夏から現在に至るまでの1年間の留学生活を「英語」「授業への取組」「友人作り」「日々の過ごし方」などの観点で、写真を用いながらリアルなアメリカンカレッジの留学生活について話をしてもらいました。留学を通して英語力の進歩のみならず、自己の限界を知り、自己の立ち位置について熟考する機会に恵まれたこと、また言葉も文化も違う環境で起こりえるリスクのマネージメントや予期しないことの事態に対処しなければならない経験を経て、大きく成長できたことが力強く話されました。
第3回目はオーストラリア・ゴールドコースト在住のエコガイド査定官の藤井氏からオーストラリア特有の自然と動物の生態についてのレクチャーを受けました。オーストラリアがどのように観光を自然破壊の産業とせず環境を守る産業として取り組んでいるか、また、オーストラリア国土の85%は砂漠化している大きな原因が山火事であるが、その山火事によってユーカリが育ち、そのユーカリによって有袋類動物を生み出しているという自然生態の繋がりについて説明をしてもらいました。
それぞれのイベントで、参加学生はゲストスピーカーの話しを熱心に聞くだけでなく、積極的に質問を行っていました。
参加学生からは「日本人にあまり知られていないドイツのことをたくさん沢山知れたので今回の国際交流に参加して良かったです。」、「今回の国際交流によって、早く留学したい!という気持ちが高まりました。また、今まで具体的なイメージが湧かなかったアメリカでの大学生活について学ぶことができて面白かったです。」、「オーストラリアの動物や自然についての話を聞いたり、写真を見たりして、実際に見てみたいと思いました。オーストラリアは美しい自然が楽しめるだけでなく、環境保護などについても考えることができる場所だと思いました。」などの感想が寄せられました。

コロナの影響で海外渡航ができない中でも、オンラインを通じて各国の文化や自然、ライフスタイル等に触れることができ、また参加学生の留学に対するモチベーションや関心が更に高まり、有意義なオンライン国際交流となりました。
第2弾として、カナダ、ニュージーランド、マレーシアの国際交流オンラインイベントを11月頃に実施する予定です。

 

アメリカ・ホストファミリーと一緒にアメリカ・ホストファミリーと一緒に
アメリカ・野球部員と一緒にアメリカ・野球部員と一緒に

 

オーストラリア・世界遺産スプリングブルック国立公園オーストラリア・世界遺産スプリングブルック国立公園
参加学生 参加学生