地域イノベーション研究センターでは、2019年度から地域と学生をつなぐ場の創出に向けて取り組んでいます。このたび、1月26日(木)、学生コーディネーターを中心に企画した地域での新たな行動につなげる地域連携交流フォーラム「出会う・繋がる とりキャン」を開催しました。
今回は、本学のサステイナビリティ研究所ギャラリー・ホールとまちなかキャンパスの2つの会場をオンラインでつなぐ方式で、それぞれの会場では、まず、学生と年齢が近いゲストから身近なロールモデルの話を伺いました。その後、学生コーディネーターの山本竜維さん(環境学部4年)と岡本朋樹さん(経営学部4年)が各会場でファシリテーターを務め、同時並行で参加者によるワークショップを行いました。最後にそれぞれの話し合いの成果を発表しフォーラムを終えました。
サステイナビリティ研究所では、八頭町地域おこし協力隊で町内の湿地や水辺の動植物の生物多様性保全活動に取り組む小宮春平さんが、まちなかキャンパスでは、どぶろくを通して地域おこしを行う㈱上代の社長の遠藤みさとさんがゲストとして、それぞれ、現在の取組や取り組みを始めたきっかけなどの話をされました。その話をサステイナビリティ研究所7名、まちなかキャンパス4名の参加者が伺いました。
その後、参加者は、ゲストを交えて、「自分たちの興味や得意を活かした保全活動への関わり」、「どぶろくの若者向けマーケティング」について、それぞれに話し合い、その成果を発表しました。
参加学生からは、「地域のつながりを大切に商売をされている。人となりと足を使いお客さんをつかんでいる話が楽しかった。」「実際に環境保全活動を行っている方から話を聞く機会はとても貴重な機会だった。」といった感想が寄せられました。
地域イノベーション研究センターでは、来年度も学生コーディネーターを中心に同様の取り組みを進め、①地域と学生の交流の場、②県内に定着した卒業生と在学生の交流の場、③地域連携活動に関する在学生間の情報交換の場を充実させていく予定です。