3月1日からの就職活動が解禁されるのを前に、2024年春に卒業する学部3年生、院1年生を対象に学内合同業界セミナーを開催しました。
本学主催のこのセミナーでは、県内に本社を置くIT企業や製造業、金融機関など14社が、それぞれの会社の強みや社会での役割など地元企業の魅力を伝えていただきました。このセミナーを対面で開催するのは3年ぶりで、参加した学生は真剣な表情で担当者の話を聞きながらメモを取ったり、質問を行ったりしていました。
参加した学生からは、「今まで県内企業に触れてこなかったのでいい機会になった。地元の関西圏での就職を希望しているが、鳥取の企業にも視野を広げてみようかなと思いました」と話していました。
また、「鳥取出身でIT企業を中心に見ていたが、新たな発見もできてとてもよい機会となった」などの感想がありました。
鳥取県によると2021年度に県内の4年制大学や短大、高専を卒業した学生のうち、県内で就職した人の割合は約30%にとどまっており、地元への就職をどう増やすかが課題となっています。本学では、今後も学生と地元企業の接点をつくることで県内就職率の向上を促進したいと考えております。