本学経営学部4年 今峰佐紀人(いまみね さきと)さんが令和4年度公認会計士試験に合格しました。本学では、卒業後に公認会計士試験に合格した学生はいますが、在学中の合格は初めての快挙です。
今峰さんは、大学の講義を受けて簿記に興味を持ち、大学1年の1月に簿記の勉強を開始しました。大学1年の3月に日商簿記検定3級に合格し、3年の7月に日商簿記検定2級に合格。2021年度第159回日商簿記検定においては、全受験者11,389名のうち最も優秀な成績で簿記1級に合格し、公認会計士を目指して勉強を続けていました。
昨年11月には本学卒業生で公認会計士としてニューヨークで活躍する佐々木亨さん(2009年度卒、有限責任あずさ監査法人所属)とリモート面談を行い、より一層、公認会計士試験合格に向けての気持ちを強くしました。
※佐々木さんはこちらでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=6bdc4OL_Tko&list=PLSiGyoo8APzNe4zgEamHUcOTi94yG7cvU&index=8
公立鳥取環境大学 就職活動紹介動画【社会で活躍する卒業生:公認会計士】
昨年12月に実施された公認会計士の短答式試験に合格し、今年8月に実施された論文式試験で最終合格、令和4年度公認会計士試験で合格率7.7%の狭き門を1回目の受験で突破し、この度、学長への報告を行いました。
学長は、「身近な目標がいることで、公認会計士試験を目指す学生の励みとなる。すばらしい快挙」と今峰さんを称えました。
今峰さんは、四大監査法人の一つに内定しています。「まずは実務経験をしっかり積みながら、英語力も身に着けて、将来は海外で活躍できる会計士になりたい」と抱負を語りました。
指導にあたった経営学部 柳教授は「今峰くんは土日も毎日ゼミ室に来て、黙々と勉強を続けていた。努力が実を結んだことは、大変うれしく思う」と話していました。
【受験した試験の概要】
令和4年度公認会計士試験
願書提出者 18,789人
短答式試験受験者 16,701人
短答式試験合格者 1,979人
短答式試験免除者 2,088人
論文式試験受験者 4,067人
最終合格者 1,456人
合格率 7.7%