地域イノベーション研究センターでは、地域と学生をつなぐ場の創出に向けて、学生コーディネーターを中心にイベントを企画開催しています。このたび、学生コーディネーターが企画したイベント「名刺をつくろう!」を開催しました。
6月3日(金)と10日(金)に分け、学内の学生の学びの拠点「スチューデントコモンズ」で開催したところ、学生12名が参加しました。
このイベントは、名刺は、地域活動を始めとするたくさんの人と関わる際に用い、より深い交流につなげるため、自分を紹介するツールとして有効ということから学生コーディネータ―が企画したものです。参加者の中には、初めて名刺をつくる学生も多くいました。
当日は、学生コーディネータ―育成指導員の松浦生さん(㈱週末住人 代表)を講師に、「私はこんなことをしています」という通常の名刺(doの名刺)ではなく、「私はこんな人です」を表現する名刺(beの名刺)をつくるため、まずは、これまでを振り返る「人生グラフ」をつくります。それをグループ内で発表し、それぞれに感想やコメントを述べ合い、自身がどういう人であるかを表現するキーワードを見つけました。
名刺にはそのキーワードを盛り込み、自分らしいデザインにしようと頭をひねっていました。時間内の完成には至りませんでしたが、参加した学生からは、「人生グラフのシェアを通じて自分の気づかなかったことを発見した」「これまでの人生を振り返るいい機会で楽しかった」といった感想がありました。
今後は、こうして作った名刺を使って地域で積極的に活動を行うことが期待されます。
「beの名刺」を学ぶ
それぞれの「人生グラフ」を手に