本学と中央大学は、連携協力協定に基づく交流事業として、令和4年8月22日(月)から24日(水)の3日間、両大学の学生が参加する共同フィールドワークを鳥取で実施しました。この共同フィールドワークは、土壌学・生物地球化学を専門分野とする環境学部 角野貴信 准教授が指導教員を務め「鳥取砂丘をさかのぼろう~豊かな流域環境をどのように維持するか~」をテーマに行いました。全ての日程で、学生はA・B班の2グループに分かれ、鳥取砂丘や千代川上流域におけるフィールドワークを通じて、両者の自然環境の差異を多面的に理解し、それらの自然環境をどのように維持することが、流域環境の「豊かさ」につながるのかを考察しました。
初日の22日(月)には、鳥取砂丘において地形や構造を観察し、その後、まちなかキャンパスにて千代川流域の自然環境に関する講義及びグループディスカッションを行いました。23日(火)には、芦津渓谷において植生や土壌、水質調査を実施し、その後、まちなかキャンパスにて千代川流域における「豊かさ」とその維持に関する講義及び実験、グループディスカッションを行いました。最終日の24日(水)には、本学において、発表資料の作成や発表、グループディスカッションを実施し、最後に角野 准教授が総括して終えました。
この共同フィールドワークを通じて、両大学の学生は、鳥取の地をより深く知るとともに、交流を深め、充実した時間とすることができました。
馬の背を登る学生達
グループディスカッションを行う学生達
芦津渓谷において調査を実施する学生達
実験を行う学生達