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TUESレポート

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【SDGs】SDGsカフェ「最新昆虫食とSDGs」を開催しました

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令和5年5月25日(木)、本学の2年生有志が企画したSDGsカフェ「最新昆虫食とSDGs」を本学学生センター2階多目的ホールで開催し、学生等約30名が参加しました。

まず、主催した学生から、世界で約8億人、6人に1人の子どもが食糧危機にあること、現在タンパク源となっている食肉の生産には大量の穀物、土地を必要とし持続可能ではないため将来タンパク質危機が見込まれていることの説明がありました。また食肉に替わるタンパク源として昆虫が期待されおり、日本では2016年の環境白書に昆虫食のメリットや国内の状況が紹介されたこと、欧州委員会が2022年2月、ゴミムシダマシの幼虫、イナゴに続きコオロギを3番目の「新規食品(Novel Food)」として正式に承認したことなど世界の動きの紹介がありました。

昆虫食にはキチン質が含まれているため甲殻類アレルギーの人への注意があったあと、試食に移りました。試食したのは、①タガメサイダー※、②コオロギあられ、③コオロギおつまみせんべい、④コオロギチョコレートの4品です。
※タガメは日本では絶滅危惧種なので、このサイダーには外国産のものが使用されています。また収益の一部は水生昆虫の基礎研究の応援のために寄附されます。

学生からは、「タガメサイダーはフルーティーでおいしかった」「昆虫をイメージさせるものをなくすことによって嫌悪感がなくなる」「少し高価になるが社会の役に役立つので、環境大生の行動としてふさわしい」といった意見がありました。

昆虫食を選択することが食糧危機、タンパク質危機の解決、ひいてはSDGsの目指す持続可能な世界につながる可能性を感じさせるイベントでした。

製品(昆虫をイメージさせないものを選択)製品(昆虫をイメージさせないものを選択)
試食、感想試食、感想