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令和5年7月29日(土)、岩美むらなかキャンパスで第1回山陰海岸ジオパークサイエンスカフェ「チリメンモンスター教室」を開催しました。講師は本学環境学部の太田 太郎 准教授で、幼児から小学生の子供たちを対象に実施しました。
はじめに、「生態学」とはどのような研究かということについて、鳥取県の漁業に精通した講師が、身近な海で獲れる魚(ヒラメなど)を例に、魚の図や写真をたくさん使ったスライドで説明し、参加した子供たちは熱心に学んでいました。
その後、参加者の各机にチリメンモンスター(略:チリモン)が登場すると、子供たちや保護者たちは一緒になって観察を始めました。チリモンは数ミリから3センチ程の様々な魚の稚魚で、参加者は図鑑や配布された資料と見比べて魚の判別に夢中になって挑んでいました。今回の教室では、観察の中でお気に入りのチリモンを見つけた子供たちに、UVライトで硬化する液で固めたチリモンを持ち帰っていただきました。
最後に講師は、「魚が生育する環境はとても大事なので、少しでも環境問題に意識を向けた生活をしてほしい」と結びました。
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
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