2025年春に卒業する学生(現学部3年生、院1年生)の就職活動が解禁される3月1日を前に、2月6日(火)学内合同業界セミナーを開催しました。
本学主催のこのセミナーは、IT、金融業や製造業など県内外から40社を本学にお招きし、100人以上の学生が参加しました。
特に、県内企業への就職を後押ししようと県内20社がブースを出展し、鳥取市に本店を置く金融機関のブースでは、行員の副業を認める制度があり、地域貢献できる事業を自ら立ち上げている行員もいることや、今年の春に就職する新入行員から初任給を1万5000円引き上げることなどをアピールしていました。また、米子市に本社を置く菓子メーカーのブースでは、土産物の需要が高まり、今年度の売上高が過去最高を更新する見通しで業績が好調なことなど、それぞれの会社の強みや社会での役割について学生に伝えていただきました。
参加した学生は真剣な表情で担当者の話を聞きながらメモを取ったり、質問を行ったりしていました。参加した学生からは、「自分のやりたいことや、やりがいを大事にしたい。そういうところを聞きながら企業を知っていくことが大事だと思っている。」と話していました。
また、県外出身の学生は、「地元(愛知)と思っていても、鳥取県内にいい企業があるという発見は、こういう機会じゃないと見つけられないと思うので、いい機会になっている。今はさまざまな業界を広く見ているが、徐々に絞り、自分に適する業界や分野をみつけていきたい。」と話していました。