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TUESレポート

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経営学部佐藤ゼミが福岡県で夏合宿を行いました!

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2024年8月27日~29日、経営学部佐藤ゼミ3年生8名が福岡県を対象にフィールドワークを実施しました。具体的には、2泊3日の行程で福岡県内にある企業5社を訪問し事業概要等の説明を受けた後、社内見学、工場見学、インタビューの実施、事前学習の発表等を行いました。

初日は北九州市内の企業2社を訪問しました。廃棄物処理の状況を可視化するシステムを開発し環境負荷低減に取り組んでいるA社では、一般的な廃棄物の種類や分類方法、法制度や廃棄物処理の仕組み等に関する説明を受けた後、A社の取引先である会員制倉庫型店の北九州店舗を訪問し、その店舗から出る廃棄物実態を視察しました。
続いて金型製造および水回り製品の製造・販売を手がけるB社では、各事業の紹介や顧客確保の取組み、安定性を生むビジネスモデル等について説明を受けました。また、この企業はSDGsとの関連から働きやすい職場作りに力を入れており、その基本的な考え方を学びました。

2日目は福岡市およびその周辺地域の企業3社を訪問しました。午前中に訪問した食品製造業企業C社ではオフィス見学の他に、製造工程の見学、他社との差別化や人材育成等に関するインタビューを行いました。その後、事前学習の題材として研究してきたこの企業が立地する町の特性について、その成果を社員の皆様の前で発表しました。
続いて、午後の最初の時間に訪問した自治体に特化したサービスを展開するD社では、事業概要等の説明を受けた後、創業者の創業エピソードや、目まぐるしく変化する世の中において就業という点で日本の若者に求められる要素等をインタビューしました。
同日最後に訪問した福祉用具機器の製造・販売を行うE社では、事業概要や介護保険制度の仕組み等に関して説明を受けた後、社会貢献活動や海外事業・外国人労働者等に関するインタビューを行いました。また、E社が製造している実際の製品を拝見し試乗しました。

本フィールドワークを通じて、ゼミ生は事業概要や製品・サービスを知ることに加え、企業の社会貢献活動、労働者の働き方やその地域が持つ他地域にはない魅力等を学ぶことができ、充実した時間を過ごすことができました。また統計データの分析を中心とした事前学習と発表、現地でのインタビューを通じて、ゼミ生は情報収集力、論理的思考力、高いコミュニケーション力等を身につけることができました。

(経営学部 准教授 佐藤 彩子)

訪問先地域の特性について発表を行う学生
会員制倉庫型店の店舗視察を行う学生
事業概要の説明等を受ける学生